完全な Weave スタックには多くの要素がありますが、機能の大部分はプロファイルと呼ばれる論理構造にグループ化されています。各プロファイルは、以下を含む特定の Weave 機能セットに対応しています。
- プロトコル
- プロトコルのロール(パブリッシャー、サブスクライバー)
- メッセージの種類
- スキーマと公開データ
- ステータス コード
- エラーコード
一般的な概要については、Weave Primer の [プロファイル] ページをご覧ください。
プライマリ
一部のプロフィールは、Weave の機能の中心的な役割を果たします。サポートしているものは次のとおりです。
- バルクデータ転送(BDX) - ノード間でファイルを転送します
- 共通 - システム ステータスとエラー報告
- データ管理 - リアルタイムのトレイト管理
- Echo - ネットワーク接続とレイテンシをテストする
- セキュリティ — 安全なセッションを確立
- Service Directory - エンドポイントを Service 内のリソースにマッピングします
セカンダリ
その他に、次のような機能を提供するものがあります。
- アラーム - ファブリックを介して緊急状態を伝播する
- デバイス コントロール - ノードの状態と構成の管理
- デバイスの説明 - ノード間で ID を共有する
- ファブリック プロビジョニング - リソースレベルのファブリック管理
- ハートビート - ノードのライブ状態を示します。
- ロケール - リソースのロケールを示す
- ネットワークのプロビジョニング - リソースレベルのネットワーク管理
- サービスのプロビジョニング - リソースのペア設定と登録
- ソフトウェア アップデート - ソフトウェア アップデート プロセスを管理します
- ステータス レポート - 以前のステータスとエラーのレポート。
- タイムサービス - リソースとサービス間の時刻情報の同期
- タイムゾーン - リソース間のタイムゾーン設定の管理
- トークンのペア設定 - 認証トークンをペア設定する
- トンネリング - Weave トンネルの管理
Weave Stack
Weave スタックのコアは 4 つのモジュールで構成されています。
- セキュリティ マネージャー - リソース間のすべてのセキュア セッション(CASE、PASE、TAKE)を管理する
- Exchange Manager - 各プロファイルで定義されているリソース間のエクスチェンジ コンテキスト(会話)を管理します。
- メッセージ レイヤ - 通信用の軽量のトランスポートおよびセッション レイヤ
- ファブリックの状態 - セッション ファブリックやファブリック キーなど、ファブリックのセキュリティと構成を管理します。
セカンダリ プロファイルとトレイトは、Weave コアとプライマリ プロファイルの上に配置されます。
Weave は、TCP、UDP、BLE の基盤となるトランスポートを使用して Weave メッセージを渡します。TCP と UDP は、Thread や Wi-Fi などのテクノロジーよりも IPv4 と IPv6 の両方を使用しますが、BLE はルーティングのないポイントツーポイント リンクとして扱われます。